Shall we Dance?

話が上がってから公開まで結構時間があったので、勢いだけの映画になっておらず十分楽しめた。当初はリチャード・ギア?ジェニファー・ロペス?と怪しく思ったのだが、どちらも魅力十分といったところで。と、いうよりこの映画のメインキャストはみんな見事にハマっているかと。最大の懸念であった竹中直人役に相当するキャラも、存分に魅力のあるものに仕上がっていたし。なにより、妻役のスーザン・サランドンが収束に向けてのいい雰囲気を出していたな。
冒頭の役所広司を意識したようなリチャード・ギアの演技は気になったけど、その他はキレイに舞台やテーマのアメリカ側への転換が行われた良作かと。
やっぱり、オールハッピーエンドの物語っていうのは気持ちがいい、と思わせる1本。