今年も地上波の中継は無く、文字情報だけで楽しむ。
アウディR8強すぎ。まさに完成されすぎたクルマといったところか。ルマンの勝ち方を知っている、というのはこういう事なのだろう。
そんな中、2位に食い込んだペスカロロ・ジャッドの健闘は称えたいと思う。
それにしても、ワークスの参加は無いといえ、これだけ日本人ドライバーが頑張っているレースについて国内の感心が低すぎるのが悲しい限りか。
「偉大なる草レース」が受け入れられない日本では、モータースポーツの文化は根付かない、と今年も思う。
ルマンの市街地コース(1周13・65キロ)で行われた自動車のルマン24時間耐久レースは19日午後4時(日本時間同日午後11時)にゴール時点で、トム・クリステンセン(デンマーク)、マルコ・ベルナー(独)、JJ・レート(フィンランド)組のアウディR8が370周を走りきって優勝した。
クリステンセンは6年連続7度目の優勝で、優勝回数で史上単独トップになった。2位は2周遅れで、エリック・コマスらフランス人3人が乗ったペスカロロ・ジャッド。上位4位中3台はアウディ。
マシン、ドライバーともに純日本の体制で挑んだ荒聖治、道上龍、金石勝智組(童夢・無限)は折り返しの12時間経過時点で4位を走行していたが、1時間後に故障でリタイア、元F1レーサーの中野信治らのクラージュ・ジャッドも前半戦でリタイアした。