ドミノ

実在のドミノ・ハーヴェイの伝記ではなく、その人をモチーフとした物語だったようで。だから、若いキーラ・ナイトレイでも全然問題無い訳で。まぁ、あの綺麗な顔で罵るのが面白い。で、その狭間に見せるやさしい顔もキュートで。
それにしても、ややこしい物語だったな。陰影と色のトーンが強い映像と合間って、タランテx−ノっぽい(?)映像を作ろうとしたのだろうけど、成功していたかどうか。
それぞれのキャラに相応しい役者が揃えられていたけども、特に取調官役のルーシー・リューが良すぎたよ。<以下核心メモ>
冒頭の家での銃撃戦までの流れを含めて、ドミノが賞金稼ぎになったくだりを描いた前半と、その銃撃戦を含めた状況の展開が後半といったところで。
ビバリーヒルズ青春白書」の役者が本人役で出てきたあたりで?となり、FBIの追跡を知って逃げる途中の砂漠で出会った宗教家に??となる感じで。でも、最後のラスベガスでの銃撃戦から爆発で、フィクションなんだ、と気付かされる展開。でも、そのせいでそれぞれのやりとりに気が回らなかったのも事実。
砂漠の真ん中でのセックスは綺麗だったな。
あと、最後の衝撃は完成前に急死したドミノ・ハーヴェイ本人がワンカット顔を出していた事か。