キングコング

見事なまでの巨大ゴリラの映画。あと、予告でもあったけど虫がゾロゾロ出てくるのでその辺が嫌いな人にはおすすめできないかと。あと、高所恐怖症の人にもね。
冒険ロマン、恋愛もの、怪獣スペクタル、と何でもござれの内容で3時間の上映時間も気にはならなかった。最後のエンパイアステートビルでの姿は、NYの街の大きさに対して、コングの小ささが際立って、かなり切なくなるものが。
なにはともあれ、「存在を知られていないもの」に対する怪獣映画ってのは面白いなぁ。<以下核心メモ>
基本的には、古典の映画での知っている内容と同じ。そこに、キャラ性を含ませているから十分に面白い仕上がりになっている。もちろん、恐竜などを絡めたアクションでの幅増しはあるのだけど、そこにそれぞれのキャラの特性が見えていて面白い。
コングが見事なまでにおおきなゴリラなのね。そこに入る人間的なカリカチュアアンディ・サーキスの見事な演技の賜物か。そんなコングが、恐竜の口を裂くシーンは実にカッコイイ。
エィドリアン・ブロディ演じる作家は、実に情熱的で良かったかな。冒頭の投げやりな部分も含めてだけど。