フライトプラン

テアトル6、評価★★☆
ジョディ・フォスターが自ら選んで出演したというのだが、やはり「パニックルーム」と
イメージが重なってしまう。
もちろん、飛行機という閉鎖空間を生かし、更に技術者である事から通常は入れないエリアでの
活動に繋がるのは面白さとしてはあるのだが。そこに、物語冒頭からの設定によるトリックも入っているわけで。
今回は、ショーン・ビーンは普通の機長だったなぁ。絶対悪人だと思ったのに。<以下核心メモ>
航空警察の男が爆弾犯で、その仕掛けとして娘の誘拐や、夫殺しを仕掛けたというトリックは面白い。
ただ、最後の攻防が地上に降りた飛行機の中で行われ、更に爆発による犯人の死で決着が付いてしまうのが
いまひとつか。もちろん、飛行機が堕ちるかという駆け引きよりも、娘を助け出すほうが主になっているのは
わかるのだけどね。