異形のMS2機が続けてHGUCでリリースというのは正に劇場版効果か。特に、ガザCは初のキット化、しかも殆ど完全変形というのだから素晴らしい。こういうアイテムを見ると、ガンダム人気の長さは有難いと思える。
- メタス
旧キットは知らないが*1メタスってこういう構造だったんだ、と改めて思う。プロポーションはとってつけた様な人形を見事に表した感じで。
特に、股関節の変形ギミックは見事すぎる。こういった発想はどこから出てくるのか、と思う事しきり。他のロック機構は相変わらずのサプライズだけど、パイプフレームの納まりがいまひとつかな?ちゃんと部品を接着固定すれば気にならなくなりそうだけども。
まぁ、HGUCでアーガマ甲板を再現したいか、メタス好きなら買い…かなぁ。
各パーツの構成とボリューム感は見事。両腕のバインダーの立体感とパーツ構成は惚れ惚れするばかりで。ちょっと、ガンプラエッジがキツイところもあるけど、それを修正できれば更に完成度は上がるかと。
あと、動力パイプが合成ゴムなのがエーッという感じだったけど、実際パーツを見て組んでみると気にならない、どころかフィット感に驚く。
変形時は、手首の交換とナックルバスターの位置移動のみで、他はそのまま変形できるもので良く出来てるとしか言い様が無い。カトキとバンダイが構成したABSフレームの賜物なんだけど、20年前には無かった発想なんだろうね。
ガザCっていうと集団戦法だから、仲間内でゾロゾロ作るのは面白いかもね。
まぁ、2体ともHGUCとしては見事過ぎる出来なので、買っても損はないかと。でも、変形モノだから素組みで遊ぶのが吉かなぁ。
この2体と手元のMK-Ⅱを並べてみたけど、やっぱり'05仕様より前*2のHGUCは手が弱点だね。いくらオプションパーツのHDMがあるとしても、ガレキ扱いだからねぇ。
