墨攻

テアトル5、評価★★★☆
日本の漫画からの映画化。でも、アンディラウが演じる事で、全然違うチャラクターになっていたけど。
好敵手の存在が物語を盛り上げている。お互いに顔をあわせての話し合うシーンは、その舞台も相俟って盛り上がる。
カリスマ性のある軍師の、賞賛と、その後に生まれる反発を描いているのだが、ラストの虚無感への繋がりは悲しいものであるかと。<以下核心メモ>
戦いだけに囚われて、好意をよせる女性を遠ざけていたのに、最後にはその必要性に気付くが、その女性が溺死してしまうのはなんとも。
守った国の敗北を見て、助かった子供達と旅に出る姿には悲しいものが。