ファンタスティック4 銀河の危機

テアトル6、評価★★★★
副題の原題は、「RISE OF THE SILVER SURFER」。まさしくシルバーサーファーを軸とした物語。
とは言っても、リードとスーの結婚式というのももう一つの軸として立っているわけで、他のヒーローと一線を画す和やかさもある独特の雰囲気は、前作に引き続いて健在。
そんなわけで、地球規模の危機が描かれていても、暗いだけではなく、素直に楽しんで観られたかと。時間的な凝縮もなかなかのものだったかと。
安心して見られる、痛快ヒーローアクションとしては薦められるかな。<以下核心メモ>
シルバーサーファーの設定なんかは、パンフで見る限り十分網羅されている様で。能力をサーフボードから受けてるとか、ギャラクタスに仕えているんだけど結局倒す事になるとか。最後にギャラクタスに突っ込んでいったけど、その身は健在で宇宙を漂っていたから、次作にも出るのかな?
ジョニーがシルバーサーファーの影響で、触ると他のメンバーと能力が入れ替わるという事になっていたけど、クライマックスで全員の力を持って闘うあたりは熱い。前作の合体技とはまた違うチーム力の見せ方かと。
それにしても、仇敵たるドゥームが、颯爽と現れて一時はサーフボードの力を手に入れたのに、無残に退場していくのはなんとも。らしくていいんだけどね。
しかし、最後の結婚式を日本で挙げるとは。ちょっと、勘違い入ってるけど、華やかな日本描写は悪くない。ジェシカ・アルバの衣装も含めてね。