40回東京モーターショー

久々に、乗用車と商用車の合同展示という事で。
クルマに感心が無い人が多いと言われる昨今、それでもモーターショーに集まる人たちを見てるとそんな感じでは無い、と思える。*1


展示は、やはり環境に配慮したものや、クルマを使ってどう楽しむのか、という提案する車両が多かった。
ダイハツやスズキが展示していたクルマが玩具っぽさと実用性をどちらも持っていて面白かったな。しかも、ダイハツは660ccときたもんだ。一方トヨタは、bBのコンセプトを発展させたような感じで、これもアリかな。


あと、ルノーのカングーが可愛くてカッコイイ!!


ハイブリットや電池動力の車両も、「いかにも」って感じのものではなくて、シティコミューターとして「乗ってみたいな」と思えるものも出てきたか。

もちろん、ハイブリット動力でのスポーツカーも現実味を帯びてきたようで。トヨタFT-HSセリカあたり、ホンダのCR-ZはもちろんCR-Xをイメージしている様で、是非乗ってみたいクルマかと。


もちろん、走りを楽しめるクルマも多かったので、いかに列記。
ダイハツ OFC-1
コペン後継ってことだけども、ツリ目と、リアのスポイラーの流れで丸さが和らいだ事で、ちょっとヤンチャさが増した感じ。
でも、しっかり走る、止まるをしてくれそう。

アウディ metroproject quattoro
一目でカッコイイ!と思えた1台。凶悪なアウディのグリル顔なんだけど、小さな車体に秘めたポテンシャルは高そう。

BMW tii
クラシカルなBMWデザインなんだけど、コンパクトなボディがカッコイイ。カーボンボンネットもいいアクセントだし。

・ホンダ CIVIC TypeR レーシングコンセプト
TypeRのレーシング仕様。大き目の赤バッジも目を引くけど、車体脇の空力パーツがポイントか。ノーマルだとサイドのエアの抜けが悪いのかな?

ニッサン GT-R
いよいよ登場したGT-R。発表のニュースでは値段とかが話題になったけど、実車を見ての感想は「乗ってみたい!」それだけ。肥大化したスポーツカーという印象は全然無く、コントロールしてみたいと素直に思えた。

マツダ アテンザSport
アテンザのモデルチェンジでも設定されたSportの5ドアハッチ。今のマツダラインを取り入れたものだけど、正統進化としてやはり今回も好きになれそう。

マツダ 大気
コンセプトモデルだけど、絶対乗ったら楽しそう。間近で見ると、タイヤがヨコハマを履いていたりと、走る為のリアリティは備えてる感じだし。でも、リアは空力特性良くても、安定性は悪そうだな…。

・スバル インプレッサWRX STi
ハッチバックとなった新型が見慣れたタイミングで見たSTiバージョン。やっぱりフロントとかリアの迫力は違うね。ライバルのランエボと違って、ヤンチャさを残した感じかな。


で、色々クルマを挙げたわけだが、最大のお気に入りは「SX4 WRC」。
いや、元のSX4もなかなかいいかな、とは思っていたけど、WRC仕様を見たら野暮ったく見えてしまうくらい。正直、これは乗ってみたい、っつーか欲しい。プジョーの206ラリーカーを彷彿とさせるけど、そこがまたカッコいい!!


あと、その他のコンセプトカーも楽しんだり。


ホンダのPUYOはボディのサンプル触ったらホントにプヨプヨしてたよ。


初めてのモーターショーだったが、時間もじっくり使えて十分楽しんだかと。まぁ、欲を言えば、もう1日続けて行きたかったな。クルマのディティールを見逃してたところもあるし。
あと、部品関係の展示が意外に面白かった。その展示を見ると、日本の自動車産業は、そういった部品メーカーが支えているんだなぁ、というのを改めて認識する事ができた。

*1:まぁ、カメラ小僧もそれなりにはいたわけだが