AVP2 - エイリアンズ VS. プレデター

テアトル3、評価★★★☆
冒頭に前作のラストシーンを持ってきて「完全に続編ですよ」という事をアピール。もっと、日常ドラマから入るかと思ったけど、クリーチャー側からの視点での導入というのが面白い。プレデターの母星も描かれたりも。
小さな街が舞台になる事から、人間側の様々なドラマが盛り込まれていたけど、ちょっと描きすぎた感も。まぁ、それが無いと間が持たないし、キャラが立たないのは判るけど。
プレデリアンの登場もあって、新要素ばかりが目に付くかと思ったけど、それ以上にエイリアンとプレデターのそれぞれの特徴があちこちに盛り込まれていてニヤリとする事が幾度も。
94分と長くはないけど、十分に密度を持ったモンスターパニック映画だったとは言える。<以下核心メモ>
冒頭でフェスハガーが少ししかいなかったのに、エイリアンが増殖しているのは…と思ったけど、プレデリアンの特性と知って納得。妊婦の腹を破ってチェストバスターが複数いるなんて!
で、プレデリアンが強いのは当然としても、今回のプレデターのザ・クリーナーも容赦無くてカッコイイ!どっちが勝つのか、というところを相打ちにして、それを合衆国が放った爆弾の閃光が焼くというのは、展開としてはいいのかな?それにしても、合衆国の市民を犠牲にしての撃退と証拠隠滅や、プラズマキャノンの回収は、エイリアン1作目に通じるポイントか?
前作では、生き残った女性が槍を受け取ったけど、今回の生存者はヘリで爆破圏内から逃げたので、槍の栄誉は無し。まぁ、ザ・クリーナーも最後のほうでやっと槍を使っただけだったし。