TOYOTA ブレイド試乗

カローラランクス等の後継として出されたオーリスの上位版。3ナンバー化されて、ボディラインはかなりグラマラスに。
ドアを開けてシートに納まると、ドアやインパネなんかに布地を貼った様な過剰な飾りに目が行く。個人的には好きではないけど、これがいいのかな?特徴的かと思っていたサイドブレーキレバー下の空間は、さほど気にならなかった。まぁ、その下の小物入れは使い勝手悪そうだけど…。


乗ったのは、2.4Lのモデルであったが、走りは全然余裕。この上の3.5Lモデルなんてパワーが余ってしまうんじゃないの、って感じ。
MTモードもあったのだが、これがどうもしっくりこない。いまひとつワクワクするような演出に欠ける気が。まぁ、これは慣れの問題が大きいとは思うけど、自分的には操作しづらかった。
あと、面白い機構としてブレーキを踏んで停車したときに更に踏み込むと、スタート時の補助をするシステムが働く様で。坂道発進の補助機構として。ひとつの快適装備なんだろうけど、いかに楽に運転をさせるかという発想では面白い。但し、ドライバーの退化を進めるってのも、どうかとは思ったけど。
そういえば、サイドブレーキの操作感がイマイチだったな。しっくりこないというか…。


乗ってみて判ったのは、上質感を演じてはいるけど極めて普通だという事。どちらかというと無個性。
これなら、大人がそれなりの場所で5人乗っても全然物足りない事は無い。更に、ミニバンの様に走りを全部棄てたわけでは無い、って人に売れるんだろうなー、とは想像できた。