スイスポ用過吸器

雑誌の立ち読みにて仔細を知る。
以前から雑誌で聞いてはいたが、スーパーチャージャーをスズキスポーツから出すとは。一応競技部品だけど。
土屋圭市スイスポびいきは知っていたけど、それを踏まえても高評価のSC追加仕様。まぁ、良好なハンドリングマシンとして作られたスイスポに、加速が加わるなんて正直「卑怯だ!」としか言い様が無いんだけどね。
http://www.suzukisport.com/news/08/0403_sc/index.html


それにしても、スズキとしてターボでなくSCを選んだというのは興味深い。今のターボがターボラグが無いのが常識としても、エンジンの加速と共に立ち上がるSCを選んだというのは、「テンロクNAのスイスポの不足を補う」という意味で正解かと。トルクの増加も効果が大きいみたいだし。


このSCキット、約50万円。スイスポMT本体がオプション付きで約180万円って事なので、合わせて230万円。コルトのverR Specialと同等の金額。
そう並べてみると、「ハンドリングマシンにパワーを付加したスイスポ」と「パワーマシンに操縦安定性を付加したVerR」という構図は今後の21世紀型和製ホットハッチの進化を見るようで楽しい。
あとは、H社が1.5〜1.6リッターの高回転型NAのコンパクトマシンを出してくれれば面白くなるんだけどねぇ…。


そういや、現行ヴィッツのターボ仕様って発売になってたのね。
http://www.modellista.co.jp/product/vitz/trdturbom/index.html