ブルース・ブラザーズ2000

先に見た「ブルース・ブラザーズ」関連として見る。
故人となっているジョン・ベルーシキャブ・キャロウェイという主要キャストがいない中での続編って…とは思ったけど、それぞれ演じたジェイクとカーティスが劇中でも故人となっているという展開で納得。しかも、そのカーティスには息子が…って、展開が強引だけどこれはアリか。
オリジナルのブルース・ブラザーズ・バンドの他にジョン・グッドマン等が加わるものだが悪くない。ジャケットなんかに子供が出てるから「どうかな?」と思ったけど逆にハマりすぎてビックリ。
但し、物語としてはあまりにも続編として作りすぎているので前作を見ていないと判らないものだらけで。更に、メインが音楽に寄っているのでストーリーとしては甘く、ドラマの割には演出過剰な面も。それでも、エルウッドがメンバーを説得する(?)セリフは音楽愛に溢れてるし、投げてるとしか思えないパトカークラッシュもただ笑うしか無い感じで。
まぁ、この映画なんだかんだ言っても音楽なんだよね。ラストのジャムなんかどんだけすごい人たちがいるのか判らなくも存分に楽しめる。こっそりいたクラプトンはなんとか判ったけど。
全編で薬物や煙草への否定的なセリフが端々に見られたのは、薬物で死んだベルーシを惜しんでの事か。
ブルース・ブラザース2000 [DVD]