仮面ライダーキバ 魔界城の王

テアトル2、評価★★★
劇場版としての製作だけど、時間軸や設定は無視しているのか、今後の展開なのかは不明。
話としてはタイムスリップもので、キバでは御法度だろうというネタであったけど、余りにも音也がカッコよすぎて許せてしまう。
ホリケンもどうかとは思ったけど、あくまでも取り付かれる見という事もあって納得。前半の駄目っぷりの演技も見事であったし。ただ、アーク上半身に偏ったデザインは動いてもいまひとつ。
あと、電王の影を引っ張り過ぎだよなぁ。
闘いは冴えなかったけど、親子の物語としてはいい映画に仕上がっていたかな?<以下核心メモ>
タイトルにもなっている魔界城があまりにも唐突に出すぎて、なおかつ物語に上手く絡んでいないのがなんとも。それを考えると、レイの存在が無くても良かった様に思える。まぁ、レジェンドルガ側の人間という意味はあったけど…。
途中、アークによって変えられた姿が、最終的に飛行形態としてアークと戦う姿になったのは、CGバトルでケリつけたという意味では拍子抜け。でも、アークの最終形態は意外とカッコイイ。あと、アークによって変えられた姿を音也が心で元に戻したあたりの演出は素直に良かったと言える。