さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン

テアトル7、評価★★★
やっぱり、蛇足という感は否めない。キバとの劇場版は外伝として楽しめたとしても、テレビであれだけ気持ちのいい終わり方をしただけあって、必要なのか?、と。
それでも、馴染んだキャラクターにツボを抑えた脚本の演出で、グッとくるところもあるわけだから、仕方が無い。
神田沙也加の顔が丸いのが一番気になったかも。他には、幽汽が牙王のデザインラインを引っ張ってる様で残念だった。
今回のパンフレットもストーリーがコミック調で作られてるのが面白いな。<以下核心メモ>
NEW電王って何よ?って思ったら、良太郎の孫ですか?子供を避けたのは、キバとの兼ね合いか。
しかし、孫の代まで電王が活躍してる、っていいのかねぇ〜。
もっとも、孫との対比で、良太郎のキャラが立つって要素もあったけど。


今回の敵の目的も良太郎を消す事。牙王と違って、先祖のなれそめを潰すって、実にまどろっこしい展開にはやや呆れる。
しかも、江戸時代を選ぶとは、先の戦国時代やゴーオンジャーとビジュアル的には変わらず面白味には欠ける。もっとも、日光江戸村を使うというのが手っ取り早いんだろうけど。でも、今回は建物の破壊も多かったから、予算が付いたんだろうな。


ライダー勢揃いの理由は…と、思えばイマジン大復活というか、スーツの再利用祭りだったのね。その辺の流れは、結構テンポ良く好きだ。あと、幽汽,ソードフォーム,デンライナーフォームが馬に乗って疾走するのは、滑稽でありながらもカッコいい。