超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-

マクロス関連として見る。以前に冒頭のエピソードだけ見たか。
OVAで全6話。思ったよりもエピソード数多いのね。
で、「パラレルワールド」と言われてしまった理由が判った。オリジナルスタッフ・・・というかスタジオぬえ河森正治が絡んでいない事もあってか、見せ方に大きな違いが。
制作がAICという事で、いかにも80年代後半からのアニメ的な演出らしいというか。もっとも顕著なのが、オープニングや第5話での大張正巳の作画なのかなぁー、と。以前見た時から大張作画で見得をきるバルキリーは違和感があったけど、やはり今見ても違和感はぬぐえない。*1敵ももろに大畑だし、後半のメカはバルキリーじゃないし・・・と。
とは言っても、以降の作品を見た後で発生する違和感は多いけど、話としては思ったよりはまとまっていた。どこかで、「アナザーストーリーとして楽しむとよい」と言っているが、まさにその通り。*2意外にセールスもあったみたいだし、以降のシリーズの発奮材料となったという事でも、意味のある作品だったんだなぁー、と。
超時空要塞マクロスII Lovers,Again- [DVD]

*1:やはりバルキリーは作画のクセが入らないCGは合ってると思う。ただ、ガンダムは作画のクセがあったほうが好きだけど

*2:wikiマクロスIIの項より