リバー・ランズ・スルー・イット

「ベンジャミン・バトン〜」のブラッド・ピット出世作という事で見直す為にレンタル。公開時に見たが、1993年公開という事で、思ったより最近だった。意外と、流れもシーンも覚えていたかと。
ブラピの出世作という事で有名だが、兄のノーマンが語り手であり、彼の視点で進む物語で。兄を演じたクレイグ・シェイファーは日本公開作品では出てない事もあって、メジャーじゃないのね。
監督はロバート・レッドフォード。レッドフォードらしい穏やかな演出でモンタナの自然を描き、その中で生きている人達の姿を鮮やかに描いていた。とにかく、フライフィッシングのシーンでのラインの描き方が見事。この映画の印象というと、やはりこの釣りのシーンの美しさと、ブラピの存在感、と言い切れるものだし。
事件も起きるが、基本的には家族の物語。そんな中に、「いつも川は流れる」という姿を描いた映画として、落ち着いた気分になる一本だったと再認識。
リバー・ランズ・スルー・イット [DVD]