原JAPAN WBC決勝 対韓国戦

WBCもいよいよ決勝。気付けば韓国との5度目の対戦。
結果は拮抗したゲーム展開で10回まで進んで、5-3で日本の勝利。晴れてV2の栄誉を受けた事になるわけで。
まぁ、3-2で勝っていた9回裏に同点に追いつかれ、「どうしたものか」という流れを、10回で取り返すとはなんてドラマチックな。しかも、その決勝点を演出*1したのが、この大会不振であったイチローというのがなんとも。やっぱり、その辺がスターたる所以なんだろうね。


「勝負は時の運」とも言うけど、しっかりその勝利を掴んだ原JAPANを称えたいと思う。
そして、MVPを2大会続けて獲った松阪も、正にその栄誉にふさわしなぁ、と。

野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は23日、当地のドジャースタジアムで決勝を行い、日本が韓国を延長戦の末、5―3で破り、2大会連続で優勝した。


また、最優秀選手には2大会連続で松坂大輔投手が選ばれた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090324-00000321-reu-spo

2回目が終了したWBC。やはり、まだ世界大会として成長しきれていないなぁ、というのが感想か。大会の運営もそうだが、日本チームの成り立ちを見ても即席のオールスターチームという感覚は否めない。まぁ、サッカーの様に他にカップ戦がある訳でも無いし、プロリーグのシーズンを考慮すると難しいものはあるだろうけど・・・。
前回大会の様なジャッジの曖昧さ等の問題は目立たなかったけど、他でも言及されてる様に根本的にトーナメントの組み方がおかしいのが際立った様で。日本VS韓国だけで5回もあるのはどうかと。「アメリカの思惑で日本と韓国を潰させる・・・」というものだったのであれば、その思惑を潰した結果としては面白いんだけどね。
ともかく、アメリカやキューバの様なパワーのベースボールではなくて、アジアのベースボールが最終決戦になったという事で、認識が変わって、WBCの世界地図ももっと変われば・・・と。次は更に面白い"世界決戦"を見たいものだ。


それにしても、原監督見直しました。金にモノを言わせた巨人の監督という事で大味な采配しかできないんじゃないかと思ったけど、短期決戦に合わせたしつこい戦略も出来た様で〜。

*1:しかも、2アウトの2ストライクからだよwww