イベント・ホライゾン

見直したかったのでレンタル。劇場で1度観たきりか。テレビで流れてたのを見た記憶もあるんだけど・・・。
SFホラーであり、ショッキングが映像ばかり記憶にあり、肝心の物語が・・・というところだったのだけど、記憶よりもショッキングなシーンが無かった様な。むしろ、スプラッタ的な要素よりも、宇宙船という密室での恐怖というもののほうが強かったか。そこに、得体の知れない心の底からの恐怖、という演出も入るわけで。
SFとして見ると、物語の根幹となるワープの要素はオカルトっぽいけど、それ以外は海王星への旅という事も含めて頑張っていたのではないかと。基本的には、「スターウォーズ」からの使い古された宇宙船がメインなんだけど、冒頭と途中に出てくるウェアー博士の住まいたるステーションのキレイさは印象的。
信頼感のあるローレンス・フィッシュバーンと、キレかけたサム・ニールの存在が、この映画の全てな気がしないでもないが・・・。
気付けば、監督は「バイオハザード」「AVP」のポール・W・S・アンダーソンでしたか。作品のノリとしては十分に納得できるな。
ちょっと力の入ったB級SFホラーとして、それなりに楽しめる1本なんではないかなぁ、と。
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