本物を凌ぐ遊び心

休みなので、適当に起きる。起きてダラダラとDVD見たり。
ずっと部屋にいても仕方が無いので、イオンタウンに行ってカラダ動かしたり、TSUTAYAでレンタルを物色したり。新ヤマトのCDが無いのはどうしたものか。
ひとまず、帰って借りてきたDVD見てる。


DVD見終わった後に、思い出した様に正月に録っておいたままにしていた「GLOCALジャポン」なる番組での静岡のプラモデルの話を見る。
静岡の有名なもの・・・としてプラモデルの事をドラマというかコント仕立てで紹介していて、思った以上に面白かった。
要点をメモすると以下の通り。
・静岡の静岡浅間神社を建てる為に家光が木工職人を集め、職人がそのまま残った
アオシマの元を作った人が、その木工職人の一人で、飛行機好きが高じて乗るようにもなった
・当時の飛行機は危険だったため、家族の為に飛行機乗りをやめたが、思いは捨てきれずに模型飛行機を作り、これが人気に
・その模型飛行機人気にあやかって、木工模型が栄えた
・田宮俊作氏が現場で設計していた時は、オイルショックでのプラモの売り上げ落ち込みを打開する為に、ポルシェの実車を買って研究して設計した
実車を元に設計したと言っても、実車と模型の視点の差などを考慮し、車幅を広げライトを大きくし・・・という感じでデフォルメを加え、「模型としての実車の存在感」を追求した
・それでも、ポルシェのキットはランナー枚数が多くて利益が出なかったので、その打開策として「走るポルシェ」を目指してRCを手がける事に
・ボディが重くて、載せると転回時に止まってしまうので、実車のデフギアを参考に、RC用独自のデフギアを作り出してRCとしての成功を手にした
・本物を凌ぐ遊び心があるから、プラモデルは面白い
番組のノリは、最近のNHKらしい軽いノリなんだけども、実にツボを抑えた内容だった。
いきなり実車のデフギアをバラしたり、MGガンダムVer2.0でアイキャッチのアクションを再現させたりと変なノリもあったけど、必要範囲でという感じか。それにしても、バンダイの社員の制服はやっぱり変だなぁと。あと、事務所脇にあるらしいシャアズゴックジオラマの爪が4本だったのは、ニヤニヤしてしまうもので。
いやはや、なかなか勉強になった。