重力ピエロ

ゴールデンスランバー」の伊坂幸太郎原作で、未見の作品としてレンタル。原作も未読。
予告は劇場で見ていたのだが、その雰囲気とは異なった重い物語は、やや見ていて辛い感が。まぁ、終わり方はキレイなんだけど、事件としての決着や展開は気持ちで理解しても、納得出来ない感があったか。
そうは言っても、あの終わり方は見ていて気持ちいいから許せるのかな?
118分という時間で、展開は思ったよりもゆっくりとしたもの。但し、夏子が正体を見せたあたりからの、アップテンポはサスペンスものらしい・・・といったところか。
それにしてしても、この映画での配役の見事さは素晴らしい。小日向文世の存在感とか、渡部篤郎の悪者ぶりとか見所が多すぎる。
面白くは見られたけど、もう少し事前情報を入れてから見てもよかったかな?という作品だった。
重力ピエロ 特別版 [DVD]