'10 オーストラリアGP

雨模様で始まったオーストラリアは、やはり荒れる。
1stラップから接触で順位を落としたりリタイアするクルマが多かった。そんな中、小林可無偉が、落下した自車のフロントウイングに乗り上げてクラッシュ。可無偉には大事無くて良かったけど。


そのクラッシュによるセーフティーカーの導入もあって、レース展開は終始接近戦が繰り広げられる面白いレースとなった。まさにドライバー同士の技量と根性のぶつかり合いといったところか。後半でのハミルトンを抑えるアロンソの動きなんかは興奮モノで。
そんなレースを引っ張っていたベッテルが、まさかの2戦連続でのマシントラブルでリタイア。コントロール不能な感じでコース外に出ていった感じなのが気になるところ。
で、早々にスリックタイヤに交換するという、バクチとも思える作戦を取ったバトンがトップに。そして、そのままチェッカーという展開は見事というか、なんというか。バトンもチャンピオンになった事で、勝つ勘所を掴んだのかね?


シューマッハは1stラップで、接触の為に最後尾沈んだのが最終的に10位・・・と聞けば「さすが」と言いたくもなるが、チームメイトのロズベルグに比して光った速さが無かった気が・・・。


今回のトップ3。
1位 ジェンソン・バトン マクラーレンメルセデス
2位 ロバート・クビカ ルノー
3位 フェリペ・マッサ フェラーリ