気付けば4度もセーフティカーが導入された、波乱のレースに。3度目では、レースアクシデントというよりは、コースアクシデントで・・・という珍しい事態も。その直前にあったバリチェロの事故でマンホールか何かがおかしったらしいが詳細は不明。
その前半戦を盛り上げたのはアロンソ。ピットスタートで最後尾からスタートだったのだが、どんどん順位を上げていく。周りのクルマとの速度差があったとしても、そこは狭いモナコ。アロンソの上手さがあってのパッシングも多かったわけで。
レースを終始リードしたのはマーク・ウェーバー。ベッテルとの差が、どんどん開いてきた様な気がしないでもない。でも、今回はSC導入で何度も後続との距離が狭まったから、なかなか緊張はあっただろうね。
そして、もう一人盛り上げたのがミハエル・シューマッハ。
途中の走りもなかなか巧さを見せたものだったけど、最後のSC導入でそのままレース終了・・・と思ったところを、レギュレーションの隙を突いて、最後のコーナーで1つ順位を上げるという荒業を。まぁ、ペナルティが付いて順位はポイント圏外へ下がったけど。
今回のトップ3。
1位 マーク・ウエーバー レッドブル・ルノー
2位 セバスチャン・ベッテル レッドブル・ルノー
3位 ロバート・クビカ ルノー