ラスト・オブ・モヒカン

見直す為にレンタル。劇場で1度見たきりか。でも、テレビでも流してた気が・・・。
監督はマイケル・マンだけども、愛した女の為に走る男の姿というのはなんか珍しい。勿論、物語の展開上、英国軍とモヒカン族を結びつける要素としては必要なのだけど。
それでも、男達のカッコよさは光る。ホークアイの疾走する姿や、チンガチェックの斧を主体とした格闘の流れの美しさとか、壮大な自然と相俟って見所は十分。そして、悪役と思われた英国将校の最後の行動に涙したりと。
それでも、白人とインディアンとの描き方の差が大きいのが意外と気になる。18世紀末の時代としてどうなのか・・・。
滅びる種族というテーマを抱えながらもアメリカ建国前の姿を描いた男臭い物語として楽しめるか。
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・・・しかし、wikiで調べるとモヒカン族は滅んでないのね。そして、インディアンの扱いは、原作が19世紀前半に出版された小説だから、って事もあるのかね?