思いがけず落涙

とりあえず週末。
そんなわけで、明日の心配が無いので会社から真っ直ぐレイトショーを観に福島へ。
で、意外に福島のほうが雪がちらついていたり、路面が凍っていたりして大変だったり。やはり、北国は寒いのか?などと思いつつ、晩御飯の後に映画館に行ったらそれなりの時間に。
木曜のレイトショーだけど、1週間だけ・・・しかもレイトだけの上映と言う事で、20人以上となかなかの入り。
映画を観終わった時には、既に11時まわっていたので、氷点下の道をまっすぐ帰ったりとか。


今回の映画は、セナの映画という事で勿論の事終着点は判っており、事故の様子なんかは手持ちの総集編DVDでも見ていたので、かなり冷静には観られるだろう・・・と思っていたわけで。
ところが、この映画ではオフィシャルな映像だけでなく、テレビ番組なんかからの引用も多々あったりとか。
で、問題のセナの事故を報じるところで使用したのがフジテレビの映像。三宅アナ,今宮さん,川井さんが揃って悲しみと困惑の表情を浮かべている映像が出てきたわけで。
実は、この時のサンマリノGPは学生時代に部室にいた時に、レースを忘れていて「そういえば・・・」とテレビをつけた時に、レースをやっておらず"セナが死んだ"という事実を伝えていた、というのを覚えている。今回の映画で使われた映像がそのままであったかどうかは、記憶に定かではないけども、同じ様に今宮さんが泣いていたのは鮮明に覚えている。
そんなわけで、このシーンからセナの診断・・・そしてお葬式のシーンでは、ホントに涙がこぼれてしまった。ウィリアムズに行ったセナにはあまり感心が無かったハズなんだけど、やはりホンダと共に日本のF1人気を築いたセナを、なんだかんだ言っても自分は好きだったんだなぁ、と改めて思う。
まぁ、セナの事故の前にも、ブラジルでの初優勝・・・6速だけで最後を走り通し、チェッカー後の悲鳴にも似た歓喜の声を聞いた時には、その時の記憶が蘇ってウルっときてたのだけどね。