キック・アス

フォーラム5、評価★★★★☆
ヒーロー映画のパロディで、コスプレで歩き回る奴らの話と思ったら大違い。
冒頭では、主人公がヒーローになりたいという理由でのコスプレでのダメダメなヒーロー活動から始まるんだけど、ビッグ・ダディとヒット・ガールが出てきてのマフィアとの駆け引きになってからは一転。死人はバタバタ出るし、汚い言葉はたくさん出るし・・・と、レーティングも納得の内容。
それでも、ヒーローとしている事の意味や、主人公の成長もしっかり描かれているので、映画として実に面白い。
そして、この映画でのヒット・ガールのキュート且つ素晴らしくも躊躇無いアクションは最大の見所なんじゃないかと。<以下核心メモ>
基本的に身体能力は普通の人達であり、戦いのスキルや武器を備えていても、まぁ納得できるレベルのもの。コスプレである事を除けば。ただ、最終兵器がガトリング?・・・と思ったら、ガトリング付きのジェットパックとはwそれでも、効果的に使われていたのでいいのだけど。
そして、マフィアのボスへのとどめがバズーカで木っ端微塵なのは、やり過ぎな気もするけどいいのかね?
観る前や冒頭のイメージからは、ただのコスプレ映画かと思ったけども、ビッグ・ダディことデーモンの復讐劇という物語を組み込み、ラストではヒット・ガールの復讐劇になった事で、物語がバイオレンスだけども、面白くなっていたのだと思う。