幻想と現実

先にタイヤ屋で予約していたので、午前中からタイヤの入れ替え。
ちょっと曖昧な受付とか時間調整に不安になったけど、想定内の時間で作業は完了。


タイヤを新調したところで天気がよければ・・・という事で、"タイヤの慣らし"という名目で遠出。桜が満開な方で福島か?いわきか?と思ったけど、いわき方面に足を延ばす。
49号線をひたすら進んだのだけど、途中で大雨になるわ雷も来るわでどうなるかと思ったけど、いわき市街に入った時には天気も回復。風は強かったけど。
そんなわけで、いわきで桜を見られる場所として唯一知っていた松ヶ岡公園へ。桜は満開を過ぎて、散り始めた感じ。
しかし、公園に来たはいいけども、本来ならば山の上の公園に行ける所が、地震の影響でひび割れとかがあるらしく入場禁止に。

そんなわけで、下の駐車場近辺をウロウロ。


駐車場脇の池には、見事な花筏が。そこに映る桜の影が美しかったな。


松ヶ岡公園を後にして、小名浜方面へ。これが、いわき方面に足を延ばした理由。
今の時点で訪れても、物見遊山にしかならないと思いつつ、津波に襲われたところを見ておきたかったから。かと言って、行ける範囲で普段の姿を知っているのが小名浜近辺くらいという事もあったし。
道中は道路の起伏が激しくなってきたくらいで、あまり変化は見られなかったけども、小名浜に入るトンネルを抜けたところで、道の両脇に瓦礫が片付けられているのを見て、津波の痕跡を見る。
港に目を向ければ、ある筈のないところに船があったりして、津波の勢いを僅かでも知る事はできたか。
何より、驚いたのは風に舞う砂埃。風が強かった事もあるけど、遠方に砂煙の壁が見えるのは違和感・・・というより驚異。
そんな中でも、若い桜の木が花を付けていたのはちょっと嬉しかった。

強風の中を耐えている花だったけど、その姿は印象的。


小名浜を後にして、いわきのトイザらスとかを物色して郡山に戻る。
なんか、強い風の中にいた時間も多かったから疲れたぞ。