トランスフォーマー ダークサイド・ムーン

ワーナーマイカル4(3D)、評価★★★★☆
マイケル・ベイ監督のTF完結編という事で。先の2作に続いて、シャイア・ラブーフ演じるサムが主人公であり、周りをレギュラーメンバーが固めるもので。やっぱり両親がいい味出してるのよ。
但し、あんなに頑張って口説いたミカエラには「フラれた」らしく、新たにカーリーが恋人という事に。それでも、思った以上にストーリーに絡んで、活躍も多かったね。
そして、強力な脇役でジョン・マルコヴィッチ登場!…と思いきや、ただの変な人でしたww
物語は'60年代の米ソ宇宙開発競争,アポロ11号が月面着陸した裏での秘密調査に始まり、チェルノブイリまで出てくるサスペンス仕立て…と思いきや、サムの就職のくだりは正にコメディ。
それでも、センチネルプライム復活のあたりから物語は急展開。シカゴ攻防戦まで一気に進むもので、ドラマ,アクション,映像が「さすがマイケル・ベイ」と思わせるもので実に満足。メカだけでなく、NSETとの共闘が実に熱い。
ちゃんとシリーズの区切りもつけているので、細かい事は抜きにして十分満足できる映画だった。<以下核心メモ>
オプティマスプライムのマトリクスにて蘇ったセンチネルプライムだけど、地球よりもサイバトロンの星を救うために、裏切る事に。元々、その事自体が仕組まれていたもので。
ディセプコンの策略にて、地球を追放となりシャトルで送られるオートボット達の姿に涙。しかも、打ち上げ直後にシャトルが撃墜されて…と思ったらブースターに乗っててみんな脱出しているというちゃっかりぶり。ディセプコンに脅され、サムが彼等の次の手を聞いたときには、そんな事を知ってか知らずか「無い」と言い切っていたのにね。
センチネルプライムの企みにて、サイバトロンの星が転送されて…って時にあまりの大きさに恐怖する事になるのだけど、重力異常とか発生しないのがマイケル・ベイ。もしかしたら、転送途中だから…って事でいいのかな?
ラストはセンチネルとオプティマスの一騎打ち。オプティマスが劣勢となり危ないところに割ってはいるのが、支配者の座を奪われそうになったメガトロン。その状況に持ち込んだのがカーリーとメガトロンの会話で、やりすぎな感じも否定できないけど、流れはいいので○。今回のメガトロンは、実に小悪人っぷりが見事すぎてなんともいい感じw