2011 東京モーターショー 〜86とBRZ

今回のモータショーで目玉となったのがトヨタの"86"。
トヨタブースは金曜でも混雑がひどく、86のエリアはウォークスルー形式で周りをグルグル歩いて見なければならない状態。まぁ、動物園のパンダ状態という感じ。
それでも、「20分待ち」と言われながらもクルマの近くにはすぐに行けた。


展示車はオレンジ。スポーツカーらしい色は好きだ。
ボディサイズは2+2のクルマらしい大きさで手頃かもしれない。フロント脇にある"86"のエンブレムがポイント。

フロントから。
口の部分が下に広がるのがポイント。

後から。
コンパクトなお尻に、2本出しのマフラーがカッコいい。


一方、スバルブースではスバル版86たる"BRZ"を。
殆ど同じ・・・だけど、フロントの形が異なり、スバル車らしい六角形グリルが目立つもの。そして、スバルのエンブレムがフロントに光ってるのね。
あとは、ライトも異なるみたいだけど、現地では気付かなかった。デジカメで撮った86と丹念に比べて見てたんだけどね。

リアから。スポイラーがあるけども、これはオプションらしい。


実車を見ると、期待されたクルマ・・・というのが良く判る。
クーペスタイルでこのサイズのクルマ、そして当然MTもあるとなれば、わくわくするクルマだな。
後で雑誌で見た感じだと、BRZの落ち着いた内装のほうが使い勝手は良さそうだけど、86のヤンチャさも捨て難い。
でも、FRだからなぁー。って、このクルマはFRの挙動を楽しめるからこその価値なんだからw


で、BRZには更にGT300のレース仕様が!
完成され過ぎで既にレースに出てるのかと思える程のもの。スバルがBRZにかける意気込みと、走る楽しさを伝えようとする想いがこれまた嬉しい。
クルマの正面にもある"Proud of BOXER"には、スバルのボクサーエンジンにかける情熱が凝縮されてる感じ。

リアはデフューザーと、リアタイヤハウスにあるスリットが凶悪でいいね!

オバフェンで形が変わってるけど、基本的にはBRZのアウトラインを残したもの。グリルまわりの処理がイメージを壊さないいい処理だなぁー、と。
こういうものを作る勢いがまだ、スバルには残ってるんだなぁ、と。傘下に入っても、魂まではまだトヨタに売ってない・・・というところかね。