言葉じゃ足りない

普通に仕事。
また明日休まされるので、それに向けてなんとかこなした感じ。
そんなわけで、残業せずに帰ってビデオ見たりゲームしたりと。


今日のボーグマン。TV版のクライマックス!
#34「叫びは空に!ダストジード死す」
タイトルのバックはダスト・ジード。ついにボーグマンとダストジードの決着が着くエピソード。ただし、そこはドラマで、ジードがメモリーの弟であるレミニスの脳を移植したサイボーグである事がメッシュによって明かされるわけで。結局、ジードとリョウの戦いの決着は、メモリーの放つソニックガンで決着が。人としても不遇の死を向かえ、再生した妖魔界の戦士としても最大の敵との決着が曖昧に終わり、とレミニスはホント可愛そう。妖魔王復活の為に策を巡らせてきたベーダも、事が成るのに近付いた慢心故か、牢から出したメモリーに討たれ、妖魔の側もキャラがほぼ退場となるのね。
#35「妖魔王復活!さらばボーグマン」
いよいよ最終話。タイトルのバックはリョウ,アニス,チャック,メモリーと子供達。復活した妖魔王メッシュに阻まれ、撤退できない為に移動基地で最終決戦の準備を。但し、シンジだけはバギーで安全な場所に返すが、嫌がるシンジを諭すリョウの姿は、既に立派な教師のもの。そして、出撃前のアニスの問いにリョウとチャックが答える「俺達は教師さ!」…このセリフに子供達を守る為の教師としてのヒーローの存在を昇華させた素敵なシーンなわけで。そして、最後の大勝負、巨大ブースターを付けたスーパーサンダーのカッコよさと妖魔王に接近するスピード感のある演出!続けて、ソニックブースター取り付け後の、3人の渾身の一撃…特にリョウのヘルメットを脱がしつつというケレン味溢れる演出はたたただ熱いもので。ボーグマン達を描くのはそこまでで、廃墟と化したサイソニック学園に戻ってきた子供達はボーグマンの帰還を待ち、諦めかけたところにそのシルエットが見え…正に余韻で〆る大団円。とにかく好きな演出だ。最終話は本橋秀之作監に、羽原信義も作画してるんだから隙が無いのよ。


LD版の時も最終話あたりは繰り返し見ていたけど、ヒーローものとして気持ちのいい終わり方をする作品なんだよな、と改めて思う。
後日、ミュージッククリップ集の新作画パートで本編のラストシーン以降が描かれ、どんなシーンに続くのかは知っていたとしても、本編の見る方に委ねる終わりは霞むものではないので。あぁ、でもミュージッククリップの菊池通隆作画パートは高画質で欲しかったなぁww
まぁ、そんな感じで褒めちぎっても、見れば見るほど"20世紀に描いた21世紀像"とか、子供番組的な要素の数々が、なんかくすぐったいのは確か。ツッコミどころは無数にあるけど、そこまで含めての作品だもんな。
でも、テレビのエピソード全話見て思ったけど、これはDVD飛ばしてBDでリリースされたのは正解なんじゃないかと。ソニックシステムの明滅等のブロックノイズが出そうな演出や、コントラストが強くノイズだらけになりそうなBGなんかが多かったわけで。BDで見ていてもたまにノイズが出てたからなぁ…。
さて、後の残りは劇場版2本と続編のOVAか…あぁ、やっぱりOVAを見るのが怖いw