失われるもの

ひとまず正月に出た分の休み。
今年最初の映画として「山本五十六」を観に行ったりとかで。
今日は市内を動き回ってる時、何故か取り壊している建物が目についたなぁー。もう10ヶ月ではなく、まだ10ヶ月なんだろうね。


夜の「クローズアップ現代」で、時代劇の放送が少なくなってそのノウハウが失われる…という話をやっていた。
丁度、今日観た映画で役所広司柳葉敏郎の台詞まわしを聞きながら「こういう太平洋戦争を描く映画も、演技の質感を保てるのはあと少しんだんろうなぁ…」と思ったりしたところだったので、この番組の特集は感覚的にいいタイミングだったという事で。
勿論、時代劇においては所作,殺陣,装飾…と日本古来のものを表現するという事で、戦争映画と一律に考える事はできないけど。
しかし、殺陣の技を磨いている人が、テーマパークのアトラクションでしか仕事できないというのは、ショックであり可哀想だ。ゲストで出ていた山田洋次監督も言っていたけど、いままでの流れにに囚われない時代劇を作るというのは必要な事かもしれないね。でも、番組ではトライアルの状況だったけども、外国人が監督するのはどーもなぁー。
まぁ、細かい事はさておき今日の流れで役所広司+時代劇という事で「三匹が斬る」が見たくなった。NHKの「宮本武蔵」でもいいなw