フロム・ダスク・ティル・ドーン

見直す為にレンタル。劇場公開時に観たきりか。
吸血鬼ものであったけど、思ったよりも前半のゲッコー兄弟の国外逃亡のくだりが長くて「こんなだっけ?」と思う所も。ただ、"俳優タランティーノ"の魅力が発揮されるのは、その前半がメインなので前半がつまらないというわけでもない。
そして、後半のヴァンパイアとの戦いも記憶以上に悪趣味。十字架を模したショットガンのイメージが強すぎたけど、その前までは心臓に杭を刺す痛そうな演出が続々と。でも、この悪趣味さこそがらしいんだよなぁ〜。
しかし、「ティッティー・ツイスター」の面々はダニー・トレホのバーテンをはじめとして、股間に銃をぶらさげたセックスマシーンなんかの個性的な面々は印象深いな。でも、「プッシー、プッシー」と連呼する呼び込みのバカバカしさが初見と変わらず好きだ。
この映画でジョージ・クルーニーを知ったんだよなぁ、と。そういえば、牧師のジェイコブはハーヴェイ・カイテルだったのか。髭で全然イメージと結びついてなかった…。
正に悪趣味だけど面白い映画の代表格なんだと改めて思う。気付けば、吹き替えのキャストも豪華だから、今度はそちらでも見てみよう。
フロム・ダスク・ティル・ドーン [DVD]