仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル

未見の作品としてレンタル。
アクセルに続いてのVシネマとしての制作作品。劇場版で登場したエターナルを掘り下げるとはなんと細かい…と思うけども、松岡充が演じてるんだからこういう使い方もあるんだろう、と。
こちらも過去のエピソードがメインとなるので、翔太郎とフィリップは事象の外。映画の展開で作ったNEVERという設定を十分に生かし、そこに財団Xが手がけた超能力集団をぶつけるというアイデアはいい。それらを描くうえで、大道というキャラの本来の優しさと、死んでNEVERとして復活した故の狂気を見せていたのは面白い。個性的なNEVERの面々についても十分に語られてもいるし。
この物語、Vシネマとして作られた事で表現的には少しは高い年齢向けになったんだろう、と。NEVERの面々が、その切っ掛けとして死ぬシーンでの血の描き方はライダー関連ではあまり無かった様な。まぁ、それ以上に年齢が高めと思ったのは、常に汗で濡れた様なレイカの肌の色っぽさとかなんだけどもww
丁寧に作った作品なんだけど、前半の東南アジア某国に要人暗殺に行くシーンがどうも気になって…。派手なマット画の輸送機から始まり、対するのがM16抱えていて迷彩服が米軍っぽい様な…という感じ。ロケ地がいつもと変哲が無くて傭兵戦闘のアクション展開では無いのはまだ許せるとししても、大道とエターナルが対峙するシーンで背景がいかにも国内の景色で若干萎えたのは事実か。
仮面ライダーW(ダブル) RETURNS 仮面ライダーエターナル【DVD】