スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス 3D

ワーナーマイカル6(3D)、評価-
スターウォーズサーガの3D版上映第1弾。ストーリー順通りのEP1から公開。
物語は繰り返し見ているものなので、3Dとしての効果が気になるところ。上映スタートで20世紀FOXのロゴから、ルーカスフィルムのロゴまで立体視できるところでテンション上がる。そして、お決まりの文句に続くタイトルも強調されており、凄く印象が異なるもの。それに続く状況説明のテキストも適度な立体感でワクワク。そして、そのまま通商連合の船に接近するジェダイ達の船のコクピットを強調し…という感じで続く。
但し、思ったよりも立体視が強調されていないと思った箇所も。期待していたポッドレースなんか、コクピットビューで立体が効果的に出るなのかと思っていたら、さほどビックリするほどでも無し。むしろ、パイロットの顔に寄った時の方が効果が強くて、妙な違和感を感じる。
が、それが2D→3D変換の限界というわけではなく、パンフレット内のインタビューを読むと実際のカメラの位置を想定しての差なんだとか。他にも、実際のセットに即した距離感を3D変換の際に違和感を持たれない様に調整したとかの苦労があったとか。そういう諸々を掴む為の副読本として、このパンフレットは実に面白い。過去のパンフレットにもあったけど、デザイン画とかも盛り沢山であるし。
何はともあれ、3Dでの上映という手段を使っても、「スターウォーズ」がスクリーンで観られるのはやはりいいものだ。活劇映画としての面白さは映画館で…というのを追体験する意味でも、EP2以降の公開が楽しみだ。勿論、未見の人が行くにもいい機会だし。