ニコ・ロズベルグがポールからスタートして…そのまま勝利。って、圧倒的なタイムで予選Q3を早々に切り上げて｢どうだ!｣って顔をしてたけど、その勢いは伊達でなかったw
タイヤレースの様相を見せる中、そういう展開に強くニコを追っていたバトンがピット作業で少し遅れたのだが、それが無くても勝ったのじゃないかという安定感があったと思える。
今回、ベッテルが予選で沈んだという事を考慮しても、ニコの走りは磐石だったんじゃないだろうか、と。
タイヤレースという事もあってか、今回は接近戦でのバトルが多くて実に面白かった。DRSゾーンが半端で抜きにくいという事もあってか、それ以外でのコーナーでのバトルも多かった様な。
そんな中でインパクトがあったのはやはりライコネン。タイヤ交換後のアウトラップで、先に交換していたクルマに襲い掛かろうなんて、実に攻撃的なww
予選4位でもハミルトンの5グリッド降格で、3番グリッドからスタートとなった可夢偉だけど、スタートで完全に出遅れた感じ。以降も、ペレスの方が早く見えるなど、タイヤ等の要素で苦しんだレースになったなぁー、と。最後のタイヤ交換の駆け引きに敗れた事を考えると、10位入賞は頑張ったと思いたい。
でも、可夢偉が最後のタイヤセットで叩き出したタイムがファーステストとは!この記録が残っただけでも、いいニュースだ!クルマは十分速いんだ、と。
