スカイライン -征服-

未見の作品としてレンタル。BDでレンタル。
公開時からあまりいい感想は聞いていなかったけど、同時期の「ロサンゼルス決戦」や「バトルシップ」といった最近地味に流行の宇宙人侵略ものとして見る。
冒頭から一気に事件が起こり…と思ったら「LA決戦」の様に時間が巻き戻っての説明。成功した友人のペントハウスに招かれ、夜明け近くに…という流れになるのだが、ここまでの描き方が「クローバーフィールド」ほどキャラクターを明確にしていない様な感じ。手持ちカメラの不安定さを前面に出しているところとか、意識してるのかな?
ペントハウスとそのビルという限定空間を主な舞台とし、サバイバル要素もあるので緊張感も勿論ある。宇宙人の兵器や船も地球の兵器で対応できないものでは無いというのは、この手の作品のお約束を踏まえたもの。
ただ、宇宙人の存在が感じられず、兵器群も捕獲した人間の脳と脊髄をコアにしているので、他の惑星でも同じ様に原住民の脳を使って尖兵にしていたのか、と余計な事に気になる始末。
そして、主人公カップルが遂に宇宙船に囚われ…というところで、彼女は妊娠していたので別室で処置。主人公は何故か人間的な意志を残しており、怪物の姿になっても彼女を救おうとするところで終幕というやりきれない感がw
人間側の反撃が効かずに征服されるという展開で、プロットは面白いのだけど映画として見てるとチグハグ感が目立って可笑しい話になっていたなぁー、という感想になるのか。
スカイライン ?征服? Blu-ray