スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー

見直す為にレンタル。劇場で観た他、テレビでも流してた様な。
2次大戦前の世界で、ロボットによる世界でのテロと戦うスカイキャプテンことジョー・サリバンと、かつての恋人ポリーの冒険ものという感じ。世界の浄化を企てたトーテンコフを倒す…という物語を、レトロフューチャーな設定や質感で描き出しているのはやはり面白い。ただ、冒頭のニューヨークでの質感が圧倒的だったので、それ以降は普通のCG使用の映画の雰囲気になってた感も。
敵の戦闘ロボットや羽ばたく攻撃機をはじめとして、水中も進む飛行機とか熱戦銃とかのSF的なメカは面白いけど、作風に合わせて古臭い感じなのは仕方が無いか。戦闘ロボットは人型から飛行形態になるけど、その様子はシルエットだけで、どう変ってるのか不明。というか、デザインを見る限り不可能wまぁ、そこはつっこむのでなく、あえてそのノリに付き合うのが楽しみ方なんだろう、と。
そんな中で、英国の空中空母はカッコよかった!ラストでは同型艦が複数並ぶのだが、その様子は素直にカッコいい。そして、その英国空母の指揮官であるフランキーを演じるのがアンジェリーナ・ジョリー。そんなわけで、英国軍の見せ場は十分w
一方、前半で壊滅させられたとはいえ、スカイキャプテンの傭兵部隊が、全く飛行機を飛ばさずに終ったのは、見直しての不満点というか…。
主役の2人を演じたのはジュード・ロウグウィネス・パルトローだけど、どちらもキリっとした顔立ちなのでコミックブックっぽい雰囲気にピッタリ。そして、グウィネスはおっちょこちょいぶりもキュートなのね。そんなキュートさ故に、ラストのカットが写真撮影の失敗になるのだが、これまたいいもので。
スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー [DVD]