グレード:G
ショップ：東日本三菱自動車販売 冨田店
新たなコンパクトカーに、再びミラージュの名を冠したクルマ。
コルトに比べるとルーフは低い気がするけど、車高は高いという印象。乗り込む時にはコルトより低い位置になるものだけど、乗り降りはし易いものだと思う。
でも、乗り込むと天井の低さはさほど感じない様な。ただ、最近のクルマにしては中央部の仕切りがしっかりしているので、広さは無いという感じ。
リアシートにも座ったが、広さは十分だけども、シート自体にやや固さがある用で、ちょっと疲れそうな印象も。トランクルームは、底が思った以上に深いので荷物を積むのには、さほど困らないかな、と。
一番上のグレードでもステアリングは樹脂製なのだけど、これは価格を考えると仕方が無い。インパネはスピードメーターを中央に配し、左にタコメーターで右に運転診断のメーターが。運転診断のメーターは、踏みすぎると赤表示で、抑えるとグリーンのバーが延びるというもの。
乗り始めて最初に思ったのは、ステアリングの軽さ。フィットに匹敵するくらいの軽さというか。でも、すぐに慣れるね。
エンジンは1.0L3気筒+CVTという事で、レスポンスはそれなりだけど不十分さは無い。ただ、3気筒エンジンのせいなのか判らないが、エンジンの延びるフィーリングがちょっと気持ち悪い。なんか、踏んだのと違うタイミングで延びていくというのか。
ただ、走り出しや停止時に感じるのは車体の軽さ。そのおかげでスムーズな走りを作り出しているんだろう、というのは少し乗っただけでも伝わった。足回りが妙にフワフワしてるフィーリングも無かったから、そんなにクイックではないけども、普通に走れば普通に応えてくれるクルマなんだなぁ、と。
アイドリングストップは当然の如く装備。停止はスムーズだけど、発進のリスタート時はセルの回るような音が少し気になるもので、同クラスのマーチに負けてる様な感じも。あと、仕方が無い事だけども、エアコンONだと停止後にすぐリスタートする状態なので、見ていると慌しい感も。
まぁ、色々見ると値段相応の仕上がりだけども、造りというか設計の丁寧さは伝わる、いいクルマになっていたと思う。ただ、他メーカーの同クラスの車と比較した時に、明確なポイントが挙げられないのかな…というのがトータルでの印象という事で。
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