エスケープ・フロム・L.A.

見直すためにレンタル。劇場で1度見たきり。
先日見た「ニューヨーク1997」を見た後だと、確かに続編でありつつリメイクであるという事が判るというもの。
スネークのキャラクターは笑っちゃうくらい前作と同様で、セリフの端々に前作の韻を踏む様なものが多く、ニヤニヤしてしまう。かなり間抜けともいえるキャラクターで圧倒的なカッコよさは減じているけども、それでも変わらないスネーク像には安心できる。命をかけたバスケットのゴールのくだりも、意外な感じもしつつも、その直後のスネークコールで納得してしまうというか。
物語は、前作同様にならず者が収容された閉鎖区域となったロサンゼルスにスネークが乗り込んで…というものだけど、大地震でロスが島になってしまったのがポイント。地震の揺れで助けられる場面もあるし、更には津波でサーフィンとか可笑しすぎる。ただ、最後には無効だったとしても時間要素が厳しすぎる中で、瑣末なイベントをこなしていく展開は短い尺でも飽きが入るのは確か。閉鎖区域内でのテロリストの存在意義や、そのキャラクターのインパクトの弱さによるところが大きい気もするが…。最後に大統領に渡すのが、偽物でくだらない音声が流れるのも、共通のオチとしていいのだろうね。
今回改めて見たら、脇役にはメインでスティーブ・ブシェミがおり、チョイ役でインパクトを残したものでブルース・キャンベルピーター・フォンダがいて驚き。と、いうかそちらの印象が強くなった気がしないでもないのだがw
今回見たDVDは古いフォーマットで小さい画面でしか見られなかったのは残念なところ。
エスケープ・フロム・L.A. [DVD]