'13 ドイツGP

最後まで目の離せない面白い展開のレース。
ベッテルに迫るライコネンの勢いは凄く、追いつくのじゃないかという雰囲気十分。でも、名手ライコネンでも最終周にちょっとしたミスをしたりするのだから、どれだけの接戦であったという事か。
その後ろでもアロンソグロージャンを猛追する展開があったけど、こちらも追いつけずにそのままフィニッシュ。
先のイギリスGPの様なタイヤトラブルは無かったけど、選択による差はあった様な。それ以上に、色々な事があったレース。マッサの単独スピンでの早々のリタイアから始まって、ウェーバーのピット作業でタイヤがちゃんとしまっておらずに飛んでしまいカメラマンに当たるとか、更にマルシェがエンジンブローでリタイアしたら停めたクルマが勾配で下がっていってしまってセーフティーカー導入になるとか。リタイアしたクルマが自然に動いてコースを横切るとか初めて見た。
白熱したレースで危うい気配もあったけど、ベッテルが堅実な走りで母国での初勝利をしっかり手にしたなぁー、というのがやはり残る。