美術館とか

休まされる休みだけど、それなりに起きる。
少しダラダラした後、美術館に「若沖が来てくれました」行くために福島まで。で、美術館近くまで行ったはいいけど、目の前の道路が渋滞になっているという始末。仕方なく、少し戻って有料駐車場に停めて歩いてくるとか。
歩いてきたはいいけど、そこからチケットを買うまでに更に並ぶとは。平日でこれだけ並ぶのも珍しい、というか博物館や美術館に行った中でもこんな事は無かった。これはテレビで紹介されてた効果なのか、ホントに人気のある内容だったのか…。それでも、入ってしまえばそれなりに余裕があったから、行った時間のチケットの捌き方が間に合ってなかったんだな。


今回の展示は、プライスさんが個人的に集めていた日本画で、特に伊藤若沖という方の作品を前面に出してというもの。東日本大震災の復興支援として、岩手や宮城に続いての巡回展という事もあったりで。やはり、画材の質感を感じられる展示、特に日本画らしい一度きりの筆の勢いの感じられる線というものはいいなぁ…と思いつつ、絵を見る楽しさを誘導する丁寧な解説文にも感心したりとか。構成の妙や屏風の絵巻物にある様な混み入った順番なんかが補足としてあるので、それを参考に2度見てしまう事も。
意外に余裕があるなぁーと見ていた展示だけども、若沖の作品コーナーになったら、人がいっぱいwそして、最大の目玉(?)である「鳥獣花木図屏風」のところは列になってるという。ただ、西陣織に着想を得たという、モザイク画やドット絵の様なこの作品は現物を見られたのは良かった。ドット絵の様でありながら、そこまでは至ってない細かいパターンの集合体とかに、着想の面白さと時代の特性が見える様だな、とか。
なんだかんだで3時間ほど、存分に楽しんだ。


美術館を出る時間が遅くなったのでお昼御飯のタイミングを逃し、せきやだけ物色して郡山に帰る。もう1件の模型屋が休みだったのは残念。また改めて行こう。
帰ってからは御飯食べたりDVD見たりで。DVDも途中で睡魔に負けて中断しながらという変則的な流れになったのは、あまり良くないけど仕方が無い。