1/48 ティーガーI -ガルパン 黒森峰仕様で作る-

黒森峰の戦車を作り始めたところで、「ガールズ&パンツァー」最終話で印象的な活躍をしていたティーガーIが欲しくなるのは当然の流れ。
幸い、タミヤの1/48でも対応するキットとして初期生産型があるのは確認済み。

但し、アハパンやモデグラのガルパン特集、アーマーモデリングの5月号とかを確認していた内容からキットとは後部のエアクリーナーや砲塔前面の防盾が異なっている事は確認済み。どちらも"極初期生産型"のキットにはあるのは確認…。
タミヤ 1/48 ドイツ重戦車 タイガーI 極初期生産型 (アフリカ仕様)

タミヤ 1/48 ドイツ重戦車 タイガーI 極初期生産型 (アフリカ仕様)

…だけど、それだけの為にキットを買って余らせるのも勿体無いので、自作する事に。


エアクリーナーは片側に2本の円筒が並ぶものだけど、その径は6mm程度・・・と手持ちのプラ棒では細くて、他のプラ材やアフターパーツで適当なものが無い。
そんなわけで、5mmのプラ棒にプラ板を巻く事で決着。それを適当な長さに切り出して使用。4つあるものを、均等にするのが悩ましいところだけど、やすりがけ用に高さを決めつつ固定できる治具を作って作業をしたのでキレイなパーツが出来て満足。

本体からの接続部は元のパーツから移植、エアクリーナー間の繋ぎは2mmプラ棒を入れたけどちょっと細かったか・・・。
砲塔前面の防盾は、向かって右側の出っ張りを削り落とせばいいだけだったので、パテで裏打ちしてガリガリ削る。空いている穴もそのまま再現するのを忘れない。

後部の工具箱が取外した状態という事なので、ラックだけの状態で製作。このあたりは、AM誌からの情報が大きい。
車体側面のワイヤーは固定金具だけであったのだけど、位置がよくわからないのでパーツ状態で一度貼り付けてから、不要なワイヤーを切り取るという手順で。ただ、このキットのダイキャストシャシーが車体側面まで延びており、パーツを瞬間接着剤で付けなきゃならないのが結構面倒だったというか。

後は、ライトケーブルを真鍮線で這わせ、クリーニングロッドの固定具をプラ材で作って工作は完成。
ダイキャストシャシーと他の部品との構成が面倒であったので、全て組み付けた状態で塗装をする様にした。

色がいまひとつ判らないものだったので、モデグラの作例を参考にしてMrカラーの#310に白を少々混ぜたものを使ったのだけど、少し白が強かったかもしれない。マーキングは、III号と同様に、ネット上のデータを用いて作ってもらったデカールを使用。最後にブラウン系でスミ入れをして、軽く汚しを入れて完成。


そんなわけで、完成状態。
黒森峰のティーガーIといえば、西住まほは乗せておきたいだろう・・・という事でフィギュアを頑張って自作。双眼鏡を持たせて戦車長らしい感じでね。







ここまでIII号とかIV号を作っていたので、砲身の長さとかの迫力に圧倒される。1/48でもその存在感は十分。エアブラシでの雑さは出てしまったところもあるけど、狙い通りのものを作ることが出来たのは満足。
しかし、III号とティーガーIを並べた状態や、タミヤの1/48でのライナップを見ると欲が出てくるものでねぇ・・・w