「東京モーターショー2013」の話(その3)

モーターショーの話の続きはスバルから。
大きく取り上げていたのが、レガシィのワゴンの後継となるレヴォーグ。5人乗りで、肥大化したレガシィの様な大きさは感じられないというか。何よりも、1.6Lのボクサーエンジンが積まれるというのは興味深い。レギュラーエンジンで170Psというパワー、この車に留まらずに他にも転用してもらいたいものだ。


そして、コンセプトカーのクロススポーツデザインコンセプト。フロント周りからはBRZSUV的な印象だけど、展示の仕方もあってか、意外に街中での使い勝手がよさそうというか、似合っているのではないかと。リアゲートの開き方は、気軽なレジャー向けという感じだね。


もう一つのコンセプトカー、ヴィジヴエヴォリューション。ハイブリッドのコンセプトだけど、ガルウィングのドアが正にコンセプトカーの風格。フロントグリルにはスバルの雰囲気があるけど、この発展先がどうなるのかは気になる。なんでも、オートパイロットとかも搭載の、正に未来のクルマらしいし。


それにしても、レヴォーグのイベント有りでの展示は凄かった。遠くで見てて、気付けばクルマが宙で動いてるんだものw

続いてホンダ。
ホンダでは何はともあれ、この復刻したS360が見たかった。独特なボディは美しかった。

それと対になる様に展示されていたのが、コンセプトモデルのS660。小さいけど、存在感十分なボディはカッコイイ。CR-Zなんかを見慣れた目にも、まだデザインにコンセプトらしさは感じられるので、市販されるとなった時にどうなるかが見もの。お尻やリアのタイヤハウスまわりのデザインはこのままいって欲しいものだけど。ビートが引き合いに出されるけど、その雰囲気があるのは真横から見たフロントくらいで、実に今のホンダらしいデザインだと思う。



そして、NSXコンセプト。レクサスのLFAやランボルギーニガヤルドなんかに近い"怖い顔"になったというのが素直な感想。どう見ても、まだまだ映画に出てくるようなフューチャーカーの雰囲気が強く、これがそのまま走る姿は想像できない。でも、確かにカッコいいんだよね。



走る姿は想像できないと言いながらも、側面のエアを逃がす空間だろうか、こういう細かい処理が入っているのを見ると、意外とこのまま出てくるんじゃないかと思わせるもので。

続いてスズキ。
クロスハイカー、エックス・ランダー、ハスラークーペが壇上に並んで展示。実はそんなにしっかりは見なかったのだけど、小型のボディがそれぞれ魅力的なモデル。
エックス・ランダーと並んで展示してあった電動バイクのエクストリガーがこれまた面白そう。フロント部からの光の点滅で、色々な情報を読み取って拾う事ができるらしい。そのサイズもあって、こういうガジェット的な乗り物には心が惹かれる。



あと、SUVのiv-4が参考出品として展示。正に、エクスードの後継としてそのまま出てきそうなデザイン。見た目からは、現行エスクードよりも小さい感じがしたので割と気に入っている。スズキもこういう"4WD"のクルマを続けて出して欲しいものだよね。

そして、日野。
前回も似た様なものがあったけど、このバンタイプの電気自動車は素晴らしい。車高も低く、リアは車イスやベビーカーを考慮したスロープもあり、街中の小さなバスみたいな感じがとても素敵。リアのドアが色々な道具箱になっているところも、個人的には大好き。

今回はこんなところまで。