仙台行脚

休みだったので早起き。
バスと電車を乗り継いでミュシャ展を観る為に仙台に行く。早くは出たけど、安く済ます為に在来線だったので、着いたのは9時半頃。
ひとまず、仙台駅の正面に出て、久しぶりの来訪を確かめる。何気に1996年の「ガメラ2」公開以降は初めてとなったのだが、実に長かった。宮城県自体には菅生とかで行ってたのに。

駅から青葉通りを臨む風景で色々思うところもあったけど、フィクションどころか現実に大きな災害があったからなぁ…と思ってしまうもの。

ひとまず、駅中で丁度開店時間であった店で牛タン定食を食べ、バスで美術館に向かう。このバスも流石は仙台、路線が多すぎて案内に聞いてなんとか乗ったという。
そんなわけで、宮城県美術館にてミュシャ展を観る。まぁ、展示内容は昨年の春に六本木に行って観たものと同じだから、改めてその作品に触れたというところか。でも、展示方法が変わることで印象が変わるものもあるから面白いよね。
一度観た…と言いながらも、音声ガイドも使いながら、前回と同じ3時間ほど堪能。


美術館に近かったので、そのまま青葉城に歩いていく。小学生時代の家族旅行以来だ。

工事でお城の中の道路規制をしていると思ったら、先の震災による石垣への被害の補修をしているのだとか。あれから3年になるけど、まだまだその痕跡は消えるものでは無いのだな、と。思えば仙台は郡山あたりよりも被害も大きかったから当たり前なのだけどね。

本丸あたりの石垣は大丈夫だったみたいで、その美しい勾配にはワクワクさせられる。

勿論、ここまで来たら伊達政宗公の騎馬像は外せない。

今日は風があったけど天気が良かったので、お城の上からの眺めも最高。山も海も臨める場所なんだよな、とか。


お城からバスで仙台市内に戻る。
以前に行ったほそやでハンバーガーを食べて仙台市内をフラフラ歩く。「ゴールデン・スランバー」で印象的であった匂当台公園にも行ったけど、ホームレスの人達が沢山いたのは少しショックであった。




適当に歩いて仙台駅に辿りつき、そこからまた在来線で郡山に戻る。美術館がメインであったけど、久しぶりの仙台は楽しかったな。もうちょっと観光メインで行ってもいいかな、とも考える。