映画プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち

未見の作品としてレンタル。
プリキュア映画を"All Stars"から"New Stage"へ切り替えての1本目。
プリキュア達が巨大な敵に立ち向かうというだけでなく、あゆみというオリジナルキャラクターを据え、そちらを軸にした物語。それ故に、この映画が公開時の最新のプリキュアであるドキプリのメンバーがメインに出るスタイルでありながらも、物語としては脇役の扱いというか。
ただ、それは、あゆみという少女を通して"女の子はみんなプリキュアになれる""プリキュアは普通の女の子なんだよ"というメッセージが強く出ているので、映画という特別な枠で語るにはいい物語だと思える。勿論、全プリキュアのアンサンブルを楽しみしていた人には物足りないものであったのだろうが…。
あと、そういう物語の象徴ともいえるキュアエコーが、変身したはいいけど半ば出てきただけ…というのは惜しかった。
それにしても、少女(子供)が助けた生物が成長して危険に…という展開はなんか懐かしく、久しぶりに見た気がするぞ。
予算か尺の都合か判らないけど、声優が声をあてるのはフレッシュ以降。しかも、ハトプリあたりもほぼゲストというくらいの扱いなので、物足りなさが。なんというか、ライダー映画で感じるような寂しさをプリキュア映画で味わうと思わなかったな。
でも、オープニング曲と合わせて流れ事の発端として描かれる、プリキュア総攻撃の流れはそれだけで十分満足できる。あと、エンディングでのスマプリのエンディング曲に合わせた全員のダンスも華やかでいい。
プリキュア映画としての爽快感は少ないけど、メッセージ性の強い物語は悪くは無いよな、と。でも、ミラクルライトのくだりではどうしても笑ってしまう…前作に比しても増量されていたし…w
映画プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち 通常版 【DVD】