未見の作品としてレンタル。
前作のNewStageと同様にプリキュアオールスターズでありながら、妖精のオリジナルキャラクターをメインに据えての物語。でも、どちらかというと弱い存在である妖精を描いているので、プリキュア達の存在は強く、その役割も大きく絵が帰れていたと思う。特に、キュアハッピーであるみゆきの存在が大きくて、その明るさがマナと繋がる流れは気持ちいい。
妖精のグレルとエンエンの成長と友情を描いた物語だけど、そこに至る友達を思う気持ちや伝える事の大切さを盛り込んだ真っ直ぐなメッセージは素直に心に響く。勿論、マナ達プリキュアの明るさや優しさがあっての事だけど。
まぁ、そうは言ってもプリキュアの仲間になる為の学校やら教科書という設定にはツッコミを入れたくはなるけど、判りやすい展開としては仕方がないwそして、相変わらずミラクルライトで苦笑してしまうのはどうしようもない。
アクションは相変わらずいい感じ。ホワイトとブラックのアクションを堪能した他、スマプリとドキプリのメンバーがそれぞれに合体技を放つのがカッコイイ。その中でのピースが技を出す時にびっくり顔じゃなく、凛々しい顔になっていたのが印象的。全員が揃ってのクライマックスではCGモデルになっていたのが気になったといえば気になったか。あと、恒例の全員揃っての飛び出しを横から捉えたシーンはほぼ止め絵だったね。
後はエンディングでの全員でのダンスがとにかく楽しくて良かった。BDを買うとノンテロップ版があるのか…とか思ってします。
前作でやや失速というか迷いがあった感じはしたけど、こちらの作品は素直に楽しめたんじゃないかと思う。しかし、レンタルの仕様としても、プリキュア映画なのに冒頭の関連作品紹介がライダーとか戦隊が目立つというのはどうなのかとは思うな。
