'14 カナダGP

スタートが荒れる事の多いカナダGPだけど、今年も1周目からセーフティーカー導入という展開。リタイアするマシンは多かったけど、ラストでのペレスとマッサの事故は大きかった。終盤でマシンが悲鳴を上げていた状態とはいえ、ブレーキングをしたペレスにぶつかり足回りが壊れてマッサはどうにもならなかったとはいえ、まっすぐバリアに突っ込むとは。どちらも無事でよかった。そのアクシデントで、セーフティーカーが入ったままレースは終了するという。
メルセデス2台の1列目スタート、ベッテルがハミルトンを抜いたけどすぐにかわされるという展開で、今回もメルセデスが安泰なレースなのかと思いきや、2台とも不調を抱えるという珍しい事態に。ハミルトンは中盤にリタイア、ロズベルグもペースが上がらない中でも健闘したけれど、堅実に付いていったリカルドがかわしてトップでチェッカーという結末。
メルセデスの不調が引きずるものなのかわからないけど、久しぶりにレッドブルの2人が表彰台に上がったレースという結果で、今後のレース展開に影響するのかは楽しみな点。