烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS

テアトル3、評価★★★
トッキュウジャーの劇場用短編。戦隊の劇場版らしくオープニングシークエンスからタイトルまでの流れは心地良い。
宇宙を走るギャラクシーラインと、それと共に旅をするレディとトッキュウジャー達の物語。レディが帰るために、その帰りたいという想いが判るライト達という流れでまずじんわりとくる。そして、サファリレッシャーが帰るために必要なイマジネーションを得るシーンが、それまでの流れを一気に終結した様な雰囲気で素直に泣ける。とにかく、テレビでのトッキュウジャーの良さを最大に生かして密度の高いエピソードを作ったという感じ。そのあたりは脚本家の力量か。
ただ、物語の展開が巣晴らしかった反動か、ロボ戦が全くつまらないというのは、どうにかならなかったのかなぁ、とも。<以下核心メモ>
無事に宇宙に戻れたレディのプレゼントとして出てきたのが、サファリレッシャーのアイテム。それで、トッキュウジャー達はサファリバージョンとなるのだが、まさか5号はパンダの縫ぐるみ状になるとはやられたwその戦闘シーンの挿入歌が気になっていたら、串田アキラさんと堀江美都子さんのデュエットだったとは贅沢な。
レディを演じたのは、まいんちゃんの福原遥。まいんのネタは成長したから無かっただろうと思いきや、最後のマペットに仕込んでいたのね。
映画の最後は、チケットくんのアナウンスで「次は鎧武〜」という感じに入っていたけど、ソフト化の際にはどうなるんだろうね。