映画プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち

プリキュア勢揃い映画で、NewStageとなってからの3本目。
これが前の2本を受けての完結編というポジションになるのだが、これが実に面白く綺麗にまとまっている。NSではどちらかというとプリキュア達がメインとなるストーリーを引っ張るキャラを助ける存在として使われていたけど、それを上手く展開して一つの世界の物語を組上げたというか。エンエンとグレルの妖精コンビの成長っぷりは頼もしく物語を見事に引っ張っていたけど、そこに1本目で登場しただけで何も活躍しなかったキュアエコーの上手い使い方ときたら、半ばズルイというか。そしてユメタの成長と、ユメタを心配するあまり愚を犯すマアムの存在と、メッセージ性が強いのも○。
勿論プリキュア達の活躍も十分。夢の中で見せるそれぞれの個性もいいけど、何よりもチームを超えて合体技で悪夢獣に挑む見せ方は、こちらの望んでいたもの。まぁ、そんな中でもイケメンっぷりを発揮するキュアブラックとパートナーであるキュアホワイトは鉄壁のバディぶりを見せ付けてくれるのだが。ただ、アクションでは作画が良すぎてCGキャラクターがトーンダウン気味なのは残念だけど仕方が無いか。
そして、ダンスのエンディングがこれまた可愛くていい。ノンテロップEDの為にBDを買ってもいいと思えるレベル。気になってた剛力彩芽の演技もそんなに気にするものでも無かったし。
なんだかんだで満足度が高い映画だったなぁ…ミラクルライトを除けば…ね。