1/1000 宇宙戦艦ヤマト2199 コスモリバースVer


劇場版の「星巡る方舟」を観る為のテレビ放送版の見直しから、劇場での鑑賞を経て高まった"ヤマトのプラモを作りたい熱"に流される様に購入したもの。サイズもそんなに小さいというわけでもないので、避けていたのだけどねぇ〜。

宇宙戦艦ヤマト2199 コスモリバースVer.

宇宙戦艦ヤマト2199 コスモリバースVer.

キットは、劇場版でのスタイルとなる、波動砲に封印プラグのある"コスモリバースVer"。劇場版に合わせて追加された喫水線等のマークも追加されたもので。


キットは、後部の波動エンジンやコスモファルコンの格納庫が見えるメカニックモデル的な仕様になっているけれど、寄せ木細工の様なパーツ構成をカッチリさせたかったので、ハッチや船体は全て固定状態に。少し隙間が空くところは、プラ板を挟んで埋めつつ成型。

全て固定した構成なので、喫水線上下の塗り分けは艦底の赤を塗った後にマスキングして、上部船体の色を塗る事に。船体の色は、ミディアムブルーをベースにしたけど少し青の強さが残ってしまったか。パッケージみたいにライトグレーを強い雰囲気にしたかったな。

封印プラグは、劇場版合わせのホビージャパン2015年2月号の作例を参考に、ネオジム磁石で脱着可能へ。作例と同じ丸いネオジム磁石が手に入らなかったので、長方形のものでなんとか埋め込んだけど。


安定翼も取り外しにしたかったけど、磁力を保てる工作ができなかったので断念。
汚しは、最近出たクレオスのスミ入れ塗料を使用してみた。スミ入れというよりもバシャバシャと豪快にウォッシングに近い感じでの作業。リアルというよりは、完成品トイの汚しの入れ方に近い雰囲気になってしまった様なw

あまりに豪快にバシャバシャ筆を動かしていたら、右舷のパルスレーザーの1本を折っちゃった…。無理矢理、瞬着で直したけど少し曲がってしまって残念。

後部は、甲板脇の格納庫について、側面のパーツの肉厚が気になったので少し薄く削った。この写真じゃ見えないけど。

主砲は、旋回させると砲身が劇中の動作の様に順番に上がっていくのがカッコいい。シンプルな構成でのギミックだけど、"ヤマトならではのポージング"がキット仕様でできるのはいいものだ。


台座は、格納庫のパーツを展示する箇所の穴を埋めて、黒で仕上げた。
コスモファルコンの他に、コスモゼロ等の同スケールの艦載機等が付属するのだけど、結局作らずにいる。もう、ヤマトだけで満足しちゃってるんだもの。

誰でも"カッコいい2199のヤマト"が手に入れられる、このキットは想像以上に作っていて楽しかった。「ヤマトよ永遠に」の頃にヤマトのプラモを作った事はあったけど、その当時とは比べものにならないくらいのキテレツだけどカッコ良さに繋がるパーツ構成の妙というものを堪能したというか。
このまま1/500にもトライしてみたい気分にもなるけど、その前にもう一度このキットを作ってみたいと思うのね。

このキットを眺めててしみじみ思った事・・・ヤマトの後姿ってカッコイイよなぁ。